シカゴ オヘア空港で思うこと(賢い使い方)

オヘア空港全体図 Airport
オヘア

ANAでもJALでもアメリカ東海岸や中西部へ飛ぶ際に、結構な頻度でトランジット空港として使われるシカゴ・オヘア空港。便利なようで、実はそうでもないような。思うこと、いろいろとあります。

始めました。Just started.

コロナさんのおかげで、相変わらず「旅はお預け」の日々が続いていますね。
申し遅れましたが、こんなブログを始めました。初投稿です。
本来なら、実際に出張も含めた旅の中での出来事やアイデアなどを走り書きして行きたいのですが、いかんせん、国内各地では緊急事態宣言発令中。であればと、しばらくは回想モノを中心に、大好きな旅のもろもろを「走り書き」して行こうかなと思っております。遠からぬうちにまた自由に旅ができる日を心待ちにして。
さて、話を戻しましょう。

シカゴに到着。Arrive at ORD.

シカゴに向け、日本を朝出発した飛行機は、時差の関係で同じ日の早朝にオヘア空港第5ターミナル(国際線専用)に到着します。朝は入国審査や税関検査も混雑時間ではないため、比較的スムーズに済むことが多く、さすがスターアライアンスも、ワンワールドも「乗り継ぎの便利さ」を売りにしている空港だと実感できます(もちろん、ホリデーシーズンの人員不足などで例外はありますが)。
でも、問題はここから。シカゴが最終目的地の方はさておき、この空港でスターアライアンス便、ワンワールド便に乗り継ぐ際は、一連の審査終了後、再度バゲージを預け入れてから、一旦ターミナルの外に出て、「ATS」とかいう無人電車に乗り、別の国内線ターミナルに向かわねばなりません。そして、大都市シカゴ発の一般の乗客とともに、大混雑のセキュリティーチェックを受けならないのです。僕もスターアライアンスのゴールド資格を持っていますが、ここでは、その恩恵もあまり感じられません。そして、巨大なターミナルの中を延々と歩き、乗り継ぎ便のゲートの遠い事と言ったら…。
一方、日本を夕方に出発した場合は、夕方の到着になります。第5ターミナル到着時は、ヨーロッパを中心に世界各地からの到着便でごった返し、朝であれば比較的空いている入国審査のメリットさえ享受出来ません。いやー、物凄い混雑です。僕もこれにより、何度もミスコネクション(乗り継ぎ出来ず)を経験しました。結構余裕を持った乗り継ぎ便を選んでいるのですが。夕方便でミスコネクションとなり、夜になってしまったりすると、次の乗り継ぎ便は翌朝ということにもなりかねません。
もちろん、バゲージがきちんと最終目的地まで到着したか?については、いやはや惨憺たる成績です。これについては、別の機会にご紹介したいと思います。

トランジットを急ぐ人

オヘア空港の賢い使い方 – Rainbow Tunnel

日本へ帰る際。Transit back to Japan.

では、日本へ帰国の際のトランジットはどうでしょうか?
結論から言って、こちらはスターアライアンスでもワンワールドでも、大変スムーズです。なんと、飛行機が国際線ターミナル(第5)からスターアライアンス便もしくはワンワールド便がアメリカ各地から到着するターミナルまで我々を迎えにきてくれるのです。
これまでに最短20分でトランジット出来た経験もあります。アメリカからの出国手続きが他国とは違うためになせる技ではありますが、これは素晴らしいサービスです。スターアライアンスもしくはワンワールド便であれば、利用しない手はありません。

日本への便を目指し、トランジット

オヘア空港の賢い使い方 – O’Hare Terminal 1

天候によるトラブル。Adversed weather.

まだ、思うことがあります、この空港には。
そうです、天候によるトラブルの発生イメージです。
まずはなんと言っても、冬のドカ雪がイメージされますね。しかし実のところ、ドカ雪対策はきちんと備えがなされているようで、比較的成績優秀なようです。空港の職員が自慢げに話してくれました。もちろん備えにも勝てないこともありますが、と加えて。
それに比べて、オペレーションへの影響が出がちなのが、夏場の雷(サンダーストーム)だそうです。特に夕方あたり。確かに僕も、これにより大変な目にあったことが幾度かあります。巨大空港の全ての機能が数時間に渡りストップし、座るところを見つけるのも苦労しました(スターアライアンスラウンジは、自社便利用者のみだけにする!と追い出されたりしました…せっかくマイルやポイントを貯めて獲得したステータスが使えないとは…。でも、アメリカではよくありますよね)。

オヘア空港の賢い使い方。 Professional traveler’s notes.

こんなこと走り書きしているうちに、じゃあ、この先「旅の自由」が戻ったらどうするのか?を整理しておかないといけないですよね。アメリカの東海岸と中西部方面へは、絶対に行きますし。
僕の結論とお勧めは、こんな感じです。はい。

日本→アメリカ人東海岸、中西部
できる限り直行便を選ぶ。
どうしてもどこかを経由しないとならないのであれば、先ずはシカゴ以外の経由地を考える。お勧めは、スターアライアンスであれば、ワシントンダレス空港(理由は追ってお話ししたいと思います)。シカゴ経由でないと乗り継ぎ便がない場合(ありますよね、どうしても)は、日本を朝出発する便を選び、乗り継ぎ時間は十分に取る。

アメリカ東海岸、中西部→日本
もちろんこちらも、できる限り直行便を選ぶ。
でも、チケットの値段が有利だったり、空席状況によりシカゴ経由を選ぶしかない場合もありますよね。なんだかんだ言っても、オヘアは巨大ハブ空港で、スターアライアンスでもワンワールドでも接続便がとっても豊富ですから。うーん、その場合は、迷わず、アメリカ各地早朝発の便を選びましょう。そしてシカゴから日本までの区間は、ANAかJAL運航便にする(やっぱり違いますよ)ですかね。

今時のトラベルマスターズの皆さんは、旅行代理店やツアーからのピックアップではなく、個人で WEBにアクセスしてナイスな旅程を確定する事が多いでしょうから、この辺を参考にして、賢い旅を上手にアレンジしていただけたらと思います。

そうそう、せっかくオヘア空港でトランジットするなら、Cコンコース奥の「Berghoff」のローストビーフかコーンビーフのホットサンドイッチ(どちらも絶品!)、そして「Goose Island」のクラフトビールをお忘れなく。お土産は、シカゴらしさいっぱいの「Nuts on Clark」のポップコーン(もちろん「Garrett」もいいですが)で決まりですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました